2015-01-01から1年間の記事一覧

仕事の魅力〜モチベーションアップ本来の要因〜

今年の親愛会職員の人材確保では、この2〜3年前から徐々に困難な状況が始まったとはいえ、幸い多数の職員を募集・採用できた次第です。「オープン時は大丈夫だよ」との関係周囲の助言どおり、年度途中の特養ホーム開設にもかかわらず、各職種とも当初の予…

心尽くしの思いやる心〜寄り添いを構築する道〜

少し前のことですが、NHKテレビ『こころの時代』に出演した花園大学教授(松雲寺住職)安永祖堂氏が、江戸時代の禅僧、盤珪永琢(ばんけいえいたく)の逸話として話されたことを紹介します。 盤珪禅師といえば、やさしい言葉で大名から庶民にいたるまで広く…

苦しいから生きる〜『平成27年度法人夏期研修会』〜

恒例の夏の職員研修会は、7月の特養ホーム「みどりのまち親愛」開設による職員数の増員に合わせて、今年は8月10〜12日の3日間、今春川越駅西口にオープンしたウエスタ川越の会議室を会場に行いました。 午前の部は、私の講義と、1日目は僧侶、2日目…

スポーツを楽しむ〜体育の呪縛からの脱出〜

寄る年波のせいでしょうか、夜9時を過ぎる頃には、かなり眠い。10時よりも前に寝ると、翌朝4時前後には目が覚めてしまいます。いつもは布団の中でごろごろしながら俳句作りをしていますが、なかなか句に仕立てられない時は、思い切って起きてしまうこと…

オープンして1か月〜そして、みどりのまち親愛点描〜

7月1日に介護保険福祉施設「みどりのまち親愛」がオープンしてから1か月が経ちました。 当初の見込みよりも入居者が少なくて、他施設の動向も聞き及ぶところ、4月、8月の相次ぐ介護保険制度の改正による影響もさることながら、背景には後期高齢者の絶対…

髙沢さんの胸像がやってきた!〜髙沢初代理事長胸像記〜

かつて、髙沢家の応接室のマントルピース上に置かれてあったか・・・、私の記憶は定かではありません。 今から25年も前のこと、ある日、いつものように車でお迎えに上がると、奥から 「中に入って、少し待ってくれんか」と、髙沢理事長の声がありました。 理事…

介護老人福祉施設「みどりのまち親愛」竣工

6月28日、梅雨真っただ中にあって、奇跡的に朝から快晴の中、みどりのまち親愛の竣工式を行うことができました。式典および祝賀会の模様は、事務局ブログに任せて、本欄は主催者挨拶を紹介します。 ***************************…

一筆啓上〜朝の囀りの中で〜

春、5月には珍しい、ほぼ日本列島縦断の台風が、大きな被害をもたらすこともなく通り過ぎました。 台風一過2日目のこの日、いつもの散歩コースの始まりは砂利道で、まだ引けきらない水たまりには咲いたばかりのエゴノキの花びらがすでに“花筏(いかだ)”を…

新年度にあたって〜1万時間と初心〜

4月1日午前9時より、親愛会職員辞令交付式(入社式)を行いました。 一昨年までは10名程度でしたが、今年7月には特養ホーム開設を控えていますので、昨年の23名に続いて新採用職員35名という規模の大きな式となりました。 恒例の理事長あいさつ(…

15歳と20歳の春〜人材の門出〜

毎年3月に入ると、お付き合いのある中学校や特別支援学校、そして専門学校等から卒業式のご招待をいただいて、都合のつくところ、事務局長と手分けして式に参列させていただいています。 3月13日、川越市立福原中学校の卒業証書授与式が行われました。 …

クラシック音楽の味わい方〜バッハとベートーヴェンと〜

―夏の日差しは、午後になったとはいえなお強く、ギラギラと八つ手の葉に降り注いでいて、その葉裏から地面に落ちた葉影までの空間に、・・・先ほどから背中は冷え冷えとしたまま、私は釘付けになったように見入っている― まるで幼児体験のような、そんなリアル…

富士山礼賛〜武蔵野絶景記〜

“武蔵野から見た冬の富士山はひたすら美しい”などと、心弾ませながらの早朝の散歩は、寒風吹く中でも楽しいものです。 私の日課としている散歩の時間は1年を通して朝6時と決めているのですが、日の出の時間に合わせて、夏はそれよりも30分程度早めになる…