万事休す!

そういえば、2月のマラソン大会を前に、毎週土曜日(または日曜日)午前中に練習している25kmジョギングのタイムが、先月のこと、頑張った割に悪かったし・・・、汗を流した後に、つかった浴槽内でもなかなか身体が温まらなかったのでありました。その上、昼食後にごろりと横になっても、なかなか疲れが取れない。気が付けば腰から背中にかけて皮膚がピリピリ痛む・・・、「3時からの会議までには“復活”しなければ!」
「エイ!」とばかりに気合いを入れて起きると、バスに乗って着く頃には、どうにか蘇えったかのようでありました。無事、会議を終えて、勢いで夕方からの別の集まりに急ぐと、折から友人知人が多く来ていて、つもる話に花が咲きました。「・・・どうも不調だ!すっきりしない!」など考えながらも目的を果たしたので、早々に切り上げて帰宅したのでありました。
翌日の日曜日には、案の条、朝から37℃代の発熱で、大事を取って床に寝ておりました。・・・が、夕方から徐々に体温が上昇して、夜には38℃代の発熱となってしまいました。
月曜日には、発熱37℃代前半。念のため病院に通院すると、よもやの「新型インフルエンザ」との検査結果で、万事休す!・・・診断により3〜4日間の休みを余儀なくされて、平熱に下がったものの、ひたすら自室(?)に閉じこもって過ごしました。
ところで、2日目には、さてはタミフルの影響か、横になると壁や天井が揺れて落ちてきそうな錯覚を覚え、目をつむると自分の思った物や動物たちが、次々に大きく変形し、色鮮やかな映像となって瞼の裏に映し出されていくのを、1時間近くにわたって見ることとなりました。
そんなこともありましたが、おかげさまで早く全快し、再び、職場に復帰し、土曜日の午前中には25kmジョギングを楽しむことができました。
“感染経路・・・”といっても、心当たりが全くありません。恐らく、電車かバスの人ごみの中か?・・・責めるは、自らの不衛生と不養生ばかりであります。多いに反省したいところです。とにかく、「施設内に持ち込んではいけない!」のでありました。
(理事長 矢部 薫)

(付記)病気中に、まとめて本を読むことができました。機会を得て、“モチベーション”論として説明できたら・・・と考えております。