パスティ カーロ(pasti Caro)開所

多機能型事業所「ワークスしんあい」の就労継続B型に、念願の食品加工棟を建設することができました。
10月2日10時から、関係者だけのささやかな開所式を行いましたので、当日の内容は、“事務局ブログ”欄を参照していただいて、ここでは、これまでの経緯等について私の挨拶文を引用してご紹介させていただきます。
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本日は、パスティ「カーロ」開所式に、お集まりいただきまして、誠に有難うございます。
本事業は、親愛会中期計画では「授産拡大」として、昨年度の課題となっていたわけですが、今福地内のいくつかの用地・建物物件について市当局と検討を重ねてきましたが、いずれも農地転用・建物要件について困難だということでした。もう近隣地域では無理だと思われたのですが、「困った時の山○さん・・・」というわけで、最後の最後、新年度に入ってからの4月20日、本ワークスしんあいで駐車場として利用させていただいている所を、イチかバチか、どうかとお伺いしたところ、山○さんの深いご理解をいただいて、「いいよ!」と言っていただいた時には、鬼?の目にも涙・・・とまでは言いませんが、新井施設長は涙ぐんでいたのが思い出されます。入所施設整備をはじめ、まだまだ地域でご理解いただけないことも多くて、その点、山○さんには長年にわたるご協力について感謝に尽きるところです。有難うございました。
本「ワークスしんあい食品加工訓練作業棟整備工事」は、7月13日現場説明会、24日入札を経て、7月30日着工、9月30日に完成引渡しをいただいたところです。この間、本日、お越しいただきました(各会社)様、そして厨房設備の(会社)様には、日程的にもご無理をお願いしたことが多々ありまして、この場をお借りしまして改めて感謝申し上げます。有難うございました。
さて、本日、このように、親愛会役職員、利用者一同が待望のパスティ「カーロ」の開所式を迎えられました。パスティはイタリア語で「食べ物」、カーロは「親愛」という意味ですが、これは利用者・職員による公募の中から、意味のある、そして親しみやすい言葉を厳選して命名しました。
本日を始まりとして、この後紹介しますが、この立派な建物を活かすのはここで働く利用者・職員です。どうか精一杯頑張って、本日、お忙しい中、駆けつけて下さいました山○さん、保護者、法人理事・監事・評議員、それから先程ご紹介しました建築設備関係の皆様方には、「作って良かった!」と言われるような、美味しい菓子作りに挑戦していただきたいと思います。
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以上のような次第で始まりました。
乞う!ご期待!どうぞ、よろしくお願いします。
(理事長 矢部 薫)