金井会長に感謝します〜川越親愛後援会総会開催〜

7月7日午後に、平成30年度川越親愛後援会総会が開催されました。
今年度の総会では、金井眞一郎会長がご勇退されて、関本幹雄副会長が会長に就任され、原敏成副会長の再任に加え、新たに粂原恒久氏が副会長に就任されました。
親愛会は54年2月に法人設立、同年5月に川越親愛学園(現「川越親愛センター」)が開設されました。
郄沢幸治初代理事長は、元より私たち親愛会の母体となった川越手をつなぐ親の会(現、「手をつなぐ育成会」)会長でした。そのご縁で、それまでの各界の理解者、応援者が率先して、ある人は法人設立発起人に名を連ね、ある人は市内で初めての障がい者入所施設の誕生に東奔西走して、物心ともに協力を惜しまなかったと伺っております。
2年後の昭和56年6月に、本後援会は原次郎氏を会長に結成されました。翌年に発行された会報『後援会だより第1号』には<皆様のご支援を感謝します>との会長挨拶文が掲載され、<作業棟の新築支援きまる>の紙面には、その設計図面とともに、建設資金の後援が新年度の事業計画として総会で議決されたと載っています。
当初の会員203名の皆様方には、そうそうたる市内の会社、病院、寺院、その他個人、諸団体等が名を連ねておられます。
その後、会長は、宇津木清蔵二代会長、江田広典三代会長、そして金井会長へと引き継がれ、今日に至っております。歴代の会長にはもっぱら会員拡大に奔走していただき、金井会長には後援会発足当初より理事に参画のうえ、後年は会長として、長い間ご尽力いただきました。
もちろん、多くの会員の皆様のうちには、今なお継続してご協力いただいている方々もいらっしゃいます。また、代を継いで役員、会員を継続していただいておられる方々も多くいらっしゃって、そのご縁に深く感謝申し上げる次第です。
親愛会は、来年で40周年を迎え、5月には川越親愛センターが40周年を迎えます。
本後援会の資金援助を受けながら、親愛センターの建物は、歴代の施設長により外装・内装の改修工事を重ねて、どうにか現在まで大切に使ってきました。しかしながら、近年、浴室・トイレ等の不具合が多くみられるようになりました。そこで、昨年度に市下水道が延伸されたのを機会に、今年度より主に水回りの改修工事を行うこととしました。
ちなみに、数年前に行った耐震検査の結果は「適」で、申し分のない数値だとのことでした。他方、国税庁減価償却資産の耐用年数を見ると、鉄筋コンクリート造のもので事務所用最長50年、住宅用・寄宿舎用のもので47年とあります。もちろん、これは「建物の寿命」とは関係ないとのことなので、いつまで使うか、使えるかは専門家との協議によるものと思います。
建替えも含め大規模修繕については、資金繰りとあわせ、今後の制度改正、入所型施設の役割変化等を踏まえ、中長期計画に盛り込んで、今後10年かけて検討(具体化)することとしました。
本総会終了後には、理事長より金井会長に感謝状をお渡して、長年のご功績に謝意を表させていただきました。そして、後援会への日頃の感謝と、法人施設側の報告として上記現状をあわせて説明させていただきました。
後援会の皆様方には、新会長・副会長のもと、引続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
(理事長 矢部 薫)