新年明けましておめでとうございます 〜今年度の漢字〜

今年の漢字」は、(財)日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字一字の公募を行い、その中で最も応募数の多かった漢字一字を、その年の世相を表す漢字として、原則として毎年、年度末の12月12日の「漢字の日」に発表するのだということです。昨年は、11日に、恒例の京都市内の清水寺で森貫主によって障子二枚ほどの紙に大きな「新」の字が揮毫(きごう)されたのが、その夜のテレビニュースで報道されておりました。ちなみに、遡れば、「変」「偽」「命」「愛」「災」・・・「戦」・・・「毒」「倒」など、世相を反映してか、余り好ましいとは言えない漢字ばかりが目につきます。
親愛会では、本年度より「年度」ごとに、年間の目標とする漢字一字を年度初めに決めることとしました。平成21年度は、初めてでしたので、私、新理事長の独断で、「協」の一字を「今年度の漢字」としました。
この字を選んだ理由は、昨年4月1日に川越親愛センターが障害者自立支援法による新体系に移行して、これで親愛会の全ての事業が移行したことと、大規模な人事異動を行ったこと、そして理事長が交代したこと…これらにより改めて各サービス事業所単位で、そして親愛会の下で、職員全員が力を合わせて「協力」「協働」「協同」「協調」「協議」していくことを一字に託したものでした。
このことを昨年8月の法人職員研修会で遅ればせながら発表したものですから、どこまで浸透し、この「協」一字の下に一丸となって頑張れたかは、年度末の総括(反省)まで待ちたいと思います。
(理事長 矢部 薫)