福原地区元旦マラソン大会

 (走り終えて…)
1月1日、第34回福原地区元旦マラソン大会(約5.5km、時間計測なし、無料)に出場しました。
本大会は、川越親愛センターも親愛南の里も所属する川越市福原地区で、地区の体育協力員連絡協議会(通称「体協」)主催で、毎年正月元旦の早朝に行われる伝統あるマラソン大会です。1地区で行われる継続的大会としては全国的に珍しいとのことですが、加えてコース内にある2つの神社の初参りをすることを条件としている点は、なおさらユニークでもあります。
晦日には激しい北風に小雪も舞う天気となり、テレビの天気情報では「冬将軍の到来による荒れた元日」を予想していたのですが、当日は幸いなことに寒くても風のない見事な快晴となりました。朝8時に待ち合わせのサンハイム(グループホーム)前には、3人の利用者の皆さんが待っていて、ウォーミングアップがてら、歩いて会場まで向かいました。そして、途中、職員の新津さんが車でやってきて、これで全員そろったのでありました。
会場の福原小学校校庭には、まだ係員のほか出場者らしき人は見えず少し不安でしたが、受付の開始とともに徐々に出場者が増えていって、私たちにも気合いが入ってきました。開会式では、日頃お世話になっている稲浦市議会議員(親愛会評議員)さんや飯野自治会支会長さんたちも来賓に見えて、私たちの参加を喜んでくれました。
さて、道中の初参りですが、1つ目は、親愛南の里のある地域の氏神様(八幡神社)で、夏には恒例の盆踊り大会が行われ、親愛南の里は毎年ご招待をいただいている社です。参道が長く、たどり着くにはいくつかの石段を駆け登らなければならない小高い森の中にあります。2つ目は、川越親愛センターと親愛南の里の間にあって、日頃の施設間の往復では、車窓から見なれているお稲荷様(八坂神社)です。いずれも、私たち走者は、拝殿前で大会係員が手に持つ箱の中から、五円玉を取るが早いか賽銭箱に投げ入れ、一礼二拍手一拝の「初参り」をすることになっていて、事前にこのことがコースの一部として見なされていることを説明されております。
また、ボランティアや実習生として利用者の皆さんに顔馴染の人たちも走っていて、声を掛け合いました。
結果は、沿道の声援にも励まされ、
一般男子(100余名)の部:
 Aさん:67位(快走) Bさん:98位(完走)
 Cさん:100位(後半疲れて歩き、残念ながらほぼ最下位)
 ※職員は、伴走者として参加。
でした。
なお、今大会は、最年少者4歳から最高齢者80歳までの老若男女を合わせて、これまでで最も多い参加者179名を数えた、とのことでした。
 私たちは無料の豚汁をいただいて、「疲れた」「痛い」・・・など話しながらも、先ずは、各自の実力(ペース)と頑張りで一年のスタートを切ることができました。
(理事長 矢部 薫)
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